古生代カンブリア紀

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今回から古生代の話です。

古生代は今から5億4千万年前から2億5000万年前の2億9000万年という長い期間を言います。

また、古生代はカンブリア紀、オルドビス紀、シルル紀、デボン紀、石炭紀、ベルム紀に区分されています。

この古生代のカンブリア紀には生物の爆発的な進化があったことが分かっています。

なぜそのようなことが分かるか言うと・・・

かつて海の底だったカナダ西部のロッキー山脈でカンブリア紀の海洋生物の化石が大量に発掘されたからです。

それでは代表的な生物を見ていきましょう。

■アノマロカリス
 体長60センチメートルくらい。体の両側に沢山のヒレが付いている生物です。

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■ハルキゲニア
 体長0.5~3cmくらい。「幻」という意味で長く伸びた細いトゲを持ち、どちらが上でどちらが下なのかも分からない生物です。

■オパピニア
 体長4~7cmくらい。5つの目と長い鼻のようなもの(腕だったと考えられている)を持つ生物です。

如何でしょう?

後の時代の動物にはみられない面白いつくりをしているものばかりですね!

このころには既に「食べる・食べられる」という関係があったようです。

この不思議な形はきっと食べられないための工夫だったのでしょう。

そして、カンブリア紀には現在みられる海生無脊椎動物の主な祖先も登場しました。

このように古生代の最初は硬い組織をもつ新たな生物が爆発的に出現し多様化した時代でした。

これらの無脊椎動物は化石としても残りやすく、私たちにいろいろなことを伝えてくれます。




◆コーヒーブレイク◆

古生代カンブリア紀の生き物ってきもかわいい!

お気に入りはやはり『オパピニア』

何と言っても5つの目が面白い!

長い鼻のようなものもステキですね!

手のひらサイズなのも嬉しい!

飼ってみたいなぁ。




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地質年表

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『地質年表』って聞いたことがありますか?

『地質年表』とは岩石や化石などをもとにしてつくった地球の歴史年表です。

この年表を見ると地球が誕生して現在までの46億年は以下の大きく4つの時代に分けられていることが分かります。

1.先カンブリア時代
  約46億年前から5億4000万年前の40億6000万年
  ①始生代
  ②原生代

2.古生代
  5億4千万年前から2億5000万年前の2億9000万年
  ①カンブリア紀
  ②オルドビス紀
  ③シルル紀
  ④デボン紀
  ⑤石炭紀
  ⑥ベルム紀

3.中生代
  2億5000万年前から6600万年前の1億9000万年
  ①三畳紀
  ②ジュラ紀
  ③白亜紀

4.新生代
  6600万年前から現在の6600万年
  ①古第三紀
  ②新第三紀
  ③第四紀

各時代は主な動物群をもとに区分されています。

これからの勉強のためにこの地球の年表をざっと頭に入れておきましょう。

(ステキな画像は写真素材足成さまからお借りしました)




◆コーヒーブレイク◆

どんなスケール(ものさし)を持って生きていくか。

これって重要なことですよね。

例えば『幸せ』を何で測るか?

『お金』じゃ悲しいですよね。

本当にスケールの大きな人間になりたいあなた!

『地球全史スーパー年表』で気が遠くなるほど長い地球の歴史を辿ってみましょう。

人類の歴史なんて地球の歴史に比べると如何に小さなものか実感できます。

『己を知り謙虚に生きる』、これこそスケールの大きな人間なのかもしれません。




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清川 昌一、伊藤 孝 他

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エディアカラ生物群

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先カンブリア時代はほとんどが暖かい気候であったと考えられています。

・・・が、その終わりごろに大変なことが起こりました!

地球は寒冷化し、平均気温が-50℃まで下がり、表面のほとんどが凍りついたのです。

これを全地球凍結といいます。

折角誕生した生命はどうなったのでしょう?

全地球凍結後に出現した生物を見てみましょう。

プテリデニウム
体長30cmくらいで海底の砂に半分埋まるようにして暮らしていました。

チャルニオディスクス
最大で1mを超える海藻のような形の生き物でした。ウミエラの祖先と考えられています。

このように全地球等結語、不思議な形態をした大型の生物が出現しました。

オーストラリアのエディアカラの丘陵で大量に発見されたため、この時期に誕生した生物をエディアカラ生物群と呼んでいます。

なぜ生物は大型になったのかはこれまたまだ分かっていません。




◆コーヒーブレイク◆

「全地球凍結」のことを知ってびっくりしました。

この地球にそんな壮絶な環境の変化があったなんて。

また起こったりしないのかなぁ。ちょっと怖くなっちゃいました。

生物の大量絶滅と飛躍的進化、地球はダイナミックすぎる!




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ガブリエル ウォーカー

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酸素誕生

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現在の地球には酸素が満ちていますが、もともと酸素がなかった地球にどうやって酸素が生まれたのでしょう?

その鍵は「光合成」

シアノバクテリアが大量発生し、光合成をして酸素を大量に放出したからだと考えられています。

なぜそんなことが分かるのかって?

シアノバクテリアが作るストロマトライトといわれる石から分かるんです。

シアノバクテリアは日中に光合成し、夜には取り込んだ砂や泥を粘液で固定し縞状の石を作ります。

その石がストロマトライトで、先カンブリア時代のものが多く見つかっています。

ストロマトライトは現在でもオーストラリアの西海岸などで見られます。

シアノバクテリアはおよそ25億年前までに現れ、地球に酸素をもたらしたと考えられています。

こうして酸素が増え、約20億年前に細胞の中で膜で仕切られた核をもつ真核生物が誕生しました。

ここまでをまとめると・・・

酸素がない地球に酸素がなくても生きられる生物が誕生
 ↓
酸素を作り出す生物が誕生
 ↓
酸素を利用する生物が誕生

よくできていますね。

勿論酸素ができた証拠もあります。それが、縞状鉄鉱層です。

当時海には隕石などがもたらした鉄がたくさん溶けていました。

ところが酸素が増えたことで、海に溶けていた鉄が酸化され、酸化鉄の層がたまって海底に縞状鉄鉱層を作りました。

この縞状鉄鉱層はある年代以降のものしかないのです。

要するに酸素がなかった地球に途中で酸素が発生したから縞状鉄鉱層ができたということです。

因みに現在私たちが利用している鉄鉱石の多くは、この縞状鉄鉱層から採掘したものなんだって。




◆コーヒーブレイク◆

シアノバクテリアが作り出すストロマトライト、実際に見てみたいですよねー。

オーストラリアまで行って現生のものを見るなんて無理ですし。

何とかならないかなぁ。

そうだ! 標本を買うって手がありました。

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ストロマトライトも入っているぞ!




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地球最初の生物

生命が誕生した38億年前の地球には酸素がありませんでした。

そんな酸素がない環境で生まれた生物とは一体どんなものだったのでしょう?

生命が誕生した場所は熱水が噴出する海底の周辺だったと考えられています。

同じような場所が北アメリカ最大の火山地帯、イエローストーン国立公園にあります。

酸素が含まれていない100℃の熱水が噴出していて、現在もそこで生物が暮らしています。

それはバクテリアの一種で、膜で覆われた核をもたない原核生物と呼ばれる単細胞生物です。

地球最初の生物はこのような酸素を必要としない原核生物だったと考えられています。

まぁ、酸素がないのだから酸素を必要としない生物が生まれて当然か。




◆コーヒーブレイク◆

地球最初の生命がバクテリアとは想像していたもののやはりショボイものでしたね。

いやいや本当はすごいことなんです。

初めての生命なんですから感動しなきゃ。

ところでみなさんはペットを飼っていたりします?

飼っていない方、こんなペットは如何でしょうか。

バクテリア!

家でバクテリアを培養してみませんか?

名前なんかつけてみたりして・・・友達が減ること間違いなし。(笑)




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生命の誕生

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地球上に生物が誕生したのはいつ頃でしょう?

今から約38億年前、先カンブリア時代です。

それではその生物は地球上のどこで誕生したと思いますか?

そう、「海」です!

地球が誕生した頃、陸上は強い紫外線が降り注ぎ、火山活動も活発で生命が誕生するにはとても難しい環境でした。

それに比べて海の中は穏やかな環境で生命の元となる物質がたくさん溶け込んでいました。

この海に溶け込んだ物質から、地球に降り注ぐ放射線や紫外線、雷による放電のエネルギーによってさまざまな新しい物質が作られました。

そこには生物に欠かせないタンパク質の構成成分であるアミノ酸も含まれていました。

また、アミノ酸は隕石によって宇宙からもたらされたとも考えられています。

これらの生命の材料からおよそ38億年前、最初の生命が誕生したのです。

しかし実際にはその誕生のなぞはよく分かっていません。

材料が揃っただけで簡単に複雑な生命が誕生するとは思えませんしね。

一体そこには何があったのだろう?

生命誕生の謎は深まるばかりです。




◆コーヒーブレイク◆

生命はなぜ誕生したのか?

そしてどこへ向かっていくのか?

宇宙のこと、地球のこと、生命のこと、地学って謎ばかりです。

学べば学ぶほど謎が増えていきます。

でもそんなことをぼーっと考えながら現実逃避もいいですね。

自分の悩みなんて本当にちっぽけなものだと感じちゃいます。

生命の起源に迫る本を見つけました。

今度読んでみよっと。




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地質時代

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46億年もの長~い地球の歴史は「地質」によって区分します。

「地質」とは地面より下の岩石や地層の性質、状態、種類などのことです。

岩石や地層の中の化石を調査することで様々なことが分かります。

例えばある時を境に生物の種類が大きく変わったり、絶滅したりしたことが分かります。

実はこういった時期に地質時代の境目は設定されています。

地球が誕生して現在までの46億年は以下の大きく4つの地質時代に分けられています。

①先カンブリア時代(約46億年前から5億4000万年前の40億6000万年)

②古生代(5億4千万年前から2億5000万年前の2億9000万年)

③中生代(2億5000万年前から6600万年前の1億9000万年)

④新生代(6600万年前から現在の6600万年)

こうしてみると先カンブリア時代って地球の歴史の88%を占めるとっても長い時代なんです。

そんな先カンブリア時代にはどんな物語があったのでしょうねー。

想像するだけでワクワクします。

(ステキな画像は写真素材足成さまからお借りしました)




◆コーヒーブレイク◆

46億年の歴史と言われても壮大すぎてなかなかピンときません。

でも化石の標本があると少しは違うかもしれません。

先カンブリア時代から新生代までの代表的な実物化石を手にとって46億年の壮大な物語を想像してみませんか?




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プレート

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地震の多い日本に住む私たちは「プレート」って言葉をよく耳にします。

他の惑星には見られない、地球の唯一の特徴が「プレート運動」です。

地球の表面は厚さ100kmほどの十数枚のプレートという硬い岩板で覆われています。

そしてこれらのプレートはそれぞれ独自に動いています。

この運動が「プレート運動」で、地震や火山の噴火を引き起こし、海や陸地の形を変化させてきました。

地球のダイナミックな活動の原動力とも言えます。

およそ38億年前に深い海の底でできた枕状溶岩がグリーンランドで発見され、このプレート運動は38億年前にすでに始まっていたことが分かりました。

今もまさに地球はダイナミックに変化しているところなのでしょう。

人間の一生は余りにも短かすぎる・・・なんて感じちゃいますね。

(ステキな画像は写真素材足成さまからお借りしました)




プレートと言うとホットプレートを思い浮かべてしまう食いしん坊な私。

この象印さんのホットプレートはたこ焼きプレートまで付いていて嬉しい!

プレートの上で焼き上がるたこ焼きを地球に見立ててプレート運動を勉強しよう!

さぁ地学&たこ焼きパーティだ! なんてね。

「腹が減っては戦はできぬ」が私の口癖です。

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