氷河時代

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動物たちが草原でのんびり過ごしていた新生代(実際には厳しい弱肉強食の世界!)ですが・・・

やがて大きな環境の変化が起こりました。

氷河時代です。

新生代第四紀は短期間に大きな環境の変化が繰り返し起こりました。

氷河が地球を広くおおった寒冷な氷期と、南極や北極付近だけに縮小した温暖な間氷期が何度も繰り返されました。

因みに大陸を覆う氷河を氷床といいます。

それにしてもそんな厳しい環境の変化の中で哺乳類はどうやって生き延びたのでしょう?

そう、哺乳類は強かなんです。

より住みやすいところに移動し、その場所の環境に合わせて繁栄していったのです。

皆さんも暑いときは涼しい避暑地へ、寒いときは暖かい避寒地へと遊びに行きません?

でもどうやって世界中を移動したのでしょう? 歩いて海を渡ることはできないですよね。

実はこうだったんです。

雨や雪は海面から蒸発した水蒸気が雲になって陸の上に降るものですが・・・

暖かい間氷期には、地上に降った雨は川を下って再び海に戻るため海面の高さに変化がありません。

しかし寒い氷期には、地上に降った雪は雪や氷の状態で地上にとどまるため海面の高さは下がることになります。

こうして氷期には海だったところが陸地になり、陸続きの場所が増えたのです。

そして哺乳類はその陸地を歩いて世界中に移動して繁栄していったのです。

最盛期には、海面が何と200メートル近くも下がったそうです。

このような海面の変化の証拠は地層にしっかりと残されています。

化石から生息していた生物を調べることで当時の環境が分かります。

川の地層の上に、海の地層があったり・・・

いろいろな場所で調べた結果、世界中で氷期と間氷期が繰り返しやってきたことが分かっています。




◆コーヒーブレイク◆

現在は間氷期ですが、またいつか氷期がやってくるのでしょうか。

今から必要なものを備えておかねば・・・。

こたつ、半纏、みかん、・・・いや、そんなものじゃない!

必要なのはこれだろう。

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雪玉3個同時に作って、24メートルも飛ばすことができちゃいます。

来る雪合戦の時代に備えて買っておこう!




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草原誕生

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今回からいよいよ新生代に入ります。

新生代は今まさに続いている時代です。

今から6600万年前に始まり、約2300万年前までの古第三紀、約260万年前までの新第三紀、それ以降の第四紀に区分されています。

新生代には、草原が誕生し、鳥類や哺乳類が繁栄しました。

そして、ついに人類が誕生し、進化しました! やったー!

この時代の重要なポイントは『草原の誕生』です。

これまで存在しなかった草原が一体なぜこの時代に誕生したのでしょうか。見ていきましょう。

今から約5500~4500万年前の古第三紀に北上を続けていたインド大陸がユーラシア大陸に衝突し始めました。

そしてついに新第三紀には標高8,000mを超えるヒマラヤ山脈が形成されました。

この地形の変更が気候にも大きな影響を及ぼすようになります。

山脈の北側の上空では乾燥した大気が強い上昇気流を作り、アフリカ大陸へ吹き降ろすようになりました。

その結果、それまで雨の多かったアフリカ大陸に雨が少ない季節が生まれました。

雨が少なくなると、それまで熱帯雨林が広がっていた場所が草原へと変化しました。

このような現象が各地で起こったのです。

降水量が減り大陸内部の乾燥化が進み、新第三紀には世界中に草原が出現したのです。

草原ができると、高温や乾燥に強いイネ科の植物が増え、それを食べるウマなどの哺乳類が繁栄しました。

そしてこれらの草食の哺乳類を食べるライオンのような肉食の哺乳類もあわせて繁栄しました。

新生代に起こったことをまとめると・・・

①大陸の配置が変わる(衝突により山脈形成)
 ↓
②海洋や大気の循環の変化(乾燥した空気の循環)
 ↓
③気候の変化(雨が減り乾燥)
 ↓
④生態系の変化(草原出現、哺乳類の繁栄)

『環境』って大切だと痛感します。




◆コーヒーブレイク◆

日頃親しんでいる草原。

新生代まで地球上にはなかったんですね。

話変わりますが、草原と言えばピクニック!

ピクニックと言えばバスケット!

サンドイッチと果物を詰め込んで草原でのんびり過ごしたいなぁ。




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中生代の大量絶滅

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陸に海にと生物が繁栄した中生代でしたが、やがてその終わりがやってきちゃうんです。

中生代の大量絶滅です。

どんな感じだったかというと…

白亜紀の末、今からおよそ6600万年前の話です。

地球に直径10kmほどの巨大な隕石が衝突したのです。

この衝突の衝撃で地表は吹き飛ばされて大気中にチリやガスがまき散らされました。

このチリやガスはやがて地球全体を覆い、長い期間にわたって太陽の光をさえぎりました。

そして太陽の光が届かなくなった地球は寒冷化してしまいました。

その結果、植物は枯れ、植物を食べる草食動物、草食動物を食べる肉食動物も深刻な影響を受けました。

こうして中生代に繁栄した多くの生物が絶滅したと考えられています。

アンモナイトさん、恐竜さん、さようなら。

そして、お待たせしました!

ほ乳類が繁栄する新しい時代、新生代がやってきたのです。




◆コーヒーブレイク◆

せっかく栄えた恐竜も滅んでしまうなんて運命って残酷。

まだまだ生きたかったろうなー。

巨大なスカイツリーを見てみたかったろうなー。

かいじゅうのきぐるみでも着て、そんな恐竜の気持ちになってみるのもいいかも。




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恐竜はどうして大きくなったのか?

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恐竜ってとにかく大きいってイメージがありますよね。

博物館へ行くとこれ見よがしにドーンと大きな恐竜の骨格が中央に展示されています。

確かに大きな恐竜の姿は圧巻です。

小さな恐竜より大きな恐竜の方が宣伝力も絶大であることは間違いありません。

しかしどうして恐竜はこんなに大きくなったのでしょう?

まさか宣伝のためでなないでしょうし・・・

調べてみるとどうやら割と単純な理由で恐竜は大きくなったようです。

一つの説を紹介しましょう。

まず確認しておくことは恐竜が生きていた中生代は二酸化炭素の濃度が高く、とても暖かい時代だったということです。

それを出発点に考えると以下のような説が浮かび上がってきます。

①二酸化炭素濃度が高く、暖かい
 ↓
②植物の光合成が活発になり大きくなる
 ↓
③大きくなった分、葉っぱ1枚の栄養価が下がる
 ↓
④草食恐竜は生きるために葉っぱをたくさん食べなければならない
 ↓
⑤いっぱい食べるには大きな消化器官が必要
 ↓
⑥大きな消化器官をもてばその体重を支える体のしくみが必要
 ↓
⑦草食恐竜の巨大化
 ↓
⑧巨大な草食恐竜を捕食する肉食恐竜も巨大化

こんな感じでしょうか。

これから地球が温暖化していくと人間も巨大化するかも?




◆コーヒーブレイク◆

もし地球温暖化が進み、人間も巨大化するなんてことがあったら面白いですね。

人間の大きさが30mなんてことになったら、日本に1億人以上も住めるのだろうか?

野球をするのにどれだけの広さが必要なんだろう?

つまらない疑問が次から次へと出てきます。

まずは等身大の恐竜のフィギュアを手に入れて、その大きさを実感するところから始めましょう。




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福井県立恐竜博物館

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(上の写真は福井県立恐竜博物館とは関係がありません。)


恐竜好きなら一度は行ってみたい場所、それが福井県立恐竜博物館です。

日本で見つかった恐竜、フクイラプトル、フクイサウルスが展示されていることで有名です。

40体以上もの恐竜の全身骨格、忠実に再現されたジオラマ、本物のように動く恐竜、・・・

見所満載の展示です!

そして今年7月、野外恐竜博物館もオープンしました。

恐竜の化石が発見された地層や恐竜の足跡の化石を間近に見ながら化石発掘体験ができるんです。

ミュージアムショップで恐竜グッズを買うも楽し、レストランで化石発掘オムハヤシライスを食すも楽し、

一日中楽しめる恐竜博物館へいつか行ってみた~い。




◆コーヒーブレイク◆

恐竜博物館で本物の化石を見て、触れて、太古のロマンに思う存分浸ってみたい!

と思っても現実は行く旅費すらない。

おもちゃのフィギュアで楽しむことくらいしかできない。

まぁ今はそれで満足するしかないか。

いつか行きたい恐竜博物館。




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中生代を代表する陸の生物 恐竜

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今回は大好きな恐竜についてです。

中生代は海と同様に陸でも生物が多様化しました。

その中でも巨大な恐竜は三畳紀後期から白亜紀にかけて1億年以上にもわたって大繁栄した生物です。

現在化石として確認されているものだけでも約540種! その繁栄振りが分かります!

化石の特徴から、何を食べていたのかを推定することもできます。

カギ状にカーブした爪をもち、鋭く尖ったギザギザした歯をもっているのが肉食恐竜、

上下共に表面が平らな臼上の歯をもっているのが草食恐竜です。

恐竜の化石は、様々なことを教えてくれます。

そして中生代最後の白亜紀には、陸上の植物にも変化が見られるようになりました。

それまで繁栄していたシダ植物や裸子植物にかわって、花を咲かせ実をつける被子植物が繁栄しました。

このように古生代に陸に上がった生物は、中生代に更なる進化を遂げたのです。

美しい花に囲まれて暮らしていた恐竜を想像してみましょう。




◆コーヒータイム◆

地学では恐竜を深く学ぶことはありませんが、実際は誰もが興味をもつところなのではないでしょうか。

だってあんな巨大な生き物が地球を歩いていたなんてびっくりですよね。

恐竜については是非楽しい図鑑で勉強しましょう。

おススメは「講談社の動く図鑑MOVE 恐竜」です。

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これでキミも恐竜博士!




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中生代を代表する海の生物 アンモナイト

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今回から中生代について勉強します。

中生代は今から約2億5000万年前から約6600万年前までの約1億8000万年。

三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つの時代に区分されています。

古生代末に地球史上最大級の大量絶滅が起きましたが、その後地球の生物は一体どうなったのでしょう?

気になるところですね。

絶滅を免れた数少ない生物は中生代に入り進化し、やがて多様性が増していきました。

そんな中生代を代表する2つの生物がいます。海のアンモナイトと陸の恐竜です。

今回はアンモナイトについて見ていきます。

アンモナイトはイカやタコの仲間(頭足類)です。

殻の大きさは通常数cm程度ですが、中には3メートル近くになるものもいました。

サザエなどの貝は殻の部分がソフトクリームのように上へ上へと巻いて伸びているのに対して、

アンモナイトは平面上に巻いているのが特徴です。

ではなぜアンモナイトが中生代の代表的な生き物と言われているのでしょう。

世界中の暖かい海に広く生息していたこともありますが、その秘密は殻の模様にあります。

アンモナイトの進化はとても速く、殻の模様は時代とともに複雑に変化しました。

その種類は1万にも及ぶそうです。

故に殻の模様を調べるとそのアンモナイトがいつ頃生きていたのか分かるのです。

また、同じ種類のアンモナイトを含む地層を比べることで当時の海の様子も分かります。

様々なことを教えてくれるアンモナイト。これが中生代の海の生物の代表たる所以です。

ここまでアンモナイトの話ばかりしてきましたが、中生代の海はアンモナイト以外にも首長竜などの海生爬虫類、魚竜、貝やカメの仲間など様々な生物でにぎわっていたこともお忘れなく!

(ステキな画像は写真素材足成さまからお借りしました)




◆コーヒーブレイク◆

きれいな渦状の殻を持ったアンモナイトって何だか神秘的です。

体の成長に合わせて殻の入口の部分に新しく殻を付け足しながら大きくなっていったそうです。

そんなアンモナイトって何だかパワーを秘めていそうですよね。

地学ガールなら欲しいアンモナイトのペンダント!

身に付けると3億5000万年前の地球の海が目の前に広がるかも。




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歴史上最大規模の大量絶滅

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古生代は海でも陸でも生物が繁栄していました。

・・・が古生代最後のペルム紀末に地球の歴史上最大規模の大量絶滅が起こりました。

今から2億5000万年前の話です。

原因は・・・

①激しい火山活動の噴煙で長い間太陽の光が遮断され地球が寒冷化した

②地球内部の状態が変化して海洋の大循環が停止し海水が酸素不足になった

等々様々な説がありますが、要するに地球環境に大きな変動があったということです。

このためにほとんどの生物が死滅しました。 オーマイガッ!

それにしてもどうしてそんな大量絶滅のことが分かったのでしょう。

やはりここでも手がかりは化石です。

古生代ペルム紀に繁栄したフズリナという生物の化石を調べてみると、

古生代最後のペルム紀にできた石灰岩からはたくさん見つかるのだけど、

古生代以降の石灰岩からは全く見つからない!

ということは「フズリナは古生代に絶滅してしまった!」ってことになりますよね。

他の生物についても化石を調べていくとペルム紀を最後に見つからなくなっています。

古生代の終わりに起こった環境の変化で無脊椎動物の90%以上の種が絶滅したと推測されています。

要するに古生代の終わりは、このペルム紀末の大量絶滅を境として定められています。

現在の地球ももしかすると大量絶滅に向かっているのかもしれませんねー。

(ステキな画像は写真素材足成さまからお借りしました)




◆コーヒーブレイク◆

大量絶滅なんて怖いですね。

しかし地球では分かっているだけで5回も大量絶滅が起こっているんだって。

生命は5度も試練を乗り越えてきたのですね。

私なんてちょっとした試練も乗り越えられないのに。

人類は次の試練を乗り越えられるだろうか?




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魚、陸に上がる!

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前回に引き続き今回も古生代のお勉強です。

現在の海の動物の主な先祖は古生代にいっせいに誕生しました。

因みに古生代は、カンブリア紀、オルドビス紀、シルル紀、デボン紀、石炭紀、ペルム紀の6つの時代に分けられています。

まずカンブリア紀には無脊椎動物(背骨を持たない動物)が爆発的に出現し多様化しました。

これを生命の爆発的進化(カンブリア爆発)といいます。

そしてシルル紀には植物や昆虫が繁栄しました。

デボン紀には脊椎動物の魚が繁栄し「魚の時代」ともいわれました。

そして脊椎動物がいよいよ上陸したのです! デボーンって。(←つまらない)

今回はこの魚たちが一体どのように進化して上陸を果たしたのかを見ていきます。

およそ3億8000万年前の古生代のお話です。

海の中は魚たちであふれ激しい生存競争が続いていました。

食うか?食われるか? 生きるのが大変な時代です!

そこで一部の魚たちは、川や湖などの淡水域へと生息の場を広げました。

しかし、川や湖では度々水が干上がり、エラで呼吸する魚たちは酸素不足に陥りました。

この水中の酸素不足を解決したのが肺呼吸です。

肺は食道の一部が膨らんで変化してできたと考えられています。

肺の内部には毛細血管が張り巡らされ、多くの酸素が吸収できるように進化していきました。

ユーステノプテロンは丈夫なヒレと肺を持っていました。、

肺を持ったことは、その後の動物の進化に大きな飛躍をもたらしました。

ヒレはやがて丈夫な四肢(脚)に進化し、アカントステガやイクチオステガといった両生類が誕生しました。

こうしてとうとう魚は上陸を果たしたのです。

そしていよいよ陸上でも生物が繁栄!といきたいところですが、陸上での生活には様々な困難が待ち受けていました。

大きな重力に負けないような丈夫な骨格や体の乾燥を防ぐ仕組みを身につけなければなりませんでした。

一難去ってまた一難。簡単なものではありませんねー。




◆コーヒーブレイク◆

大魚類時代のデボン紀。

一体どんなお魚さんがいたのでしょう?

美味しいお寿司のネタになりそうなお魚さんもいたのかなぁ。

化石じゃ味までは分からないか・・・。

せめて復元図から味を想像して楽しみましょ。




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