地震による災害 津波

2004年のインドネシアのスマトラ島沖の地震で発生した巨大津波。

まだ記憶に新しい2011年の東北地方太平洋沖地震が引き起こした巨大津波。

多くの尊い命を奪い去りました。

今回は地震によって引き起こされる災害の中でも特に大きな被害をもたらす津波について学びます。

一体どのようにすれば津波による被害を減らすことができるのでしょうか?

過去の津波の被害をみてみると、日本列島には大きな津波が何度も襲ってきていることがわかります。

特に三陸沖では、1611年、1677年、1763年、1793年、1856年、1896年、1897年、1933年、1968年、1994年、2011年と繰り返し地震による津波が発生してきました。

日本海溝がある三陸沖では海溝型の巨大地震が起こりやすいからです。

長い日本海溝は北海道から北関東にかけて広い範囲に津波の被害をもたらしてきました。

このような海溝型地震はプレートの沈み込みによるひずみが蓄積し限界に達したとき、バンと解放されることで起こります。

バンと解放された場所はしばらくは地震が起きませんが、その後また時間をかけて徐々にひずみを蓄積し再び地震を引き起こします。

防災上、地震発生の周期性を知ることはとても重要なことです。

発生時期が分かれば備えることができるからです。

過去の地震の記録が文書で残っていればいいのですが、残っていない場合、津波の堆積物の地層から津波が来襲した時期を調べる方法があります。

鍵層である火山灰層(噴出年代が特定されている)を用い、津波の堆積物の年代を推測することができるのです。

過去に津波が襲来した時期を知り、次にいつ来襲するか推測することができればしっかり準備しておくこともできますね。




◆コーヒーブレイク◆

2011年3月11日、関東では強く長い揺れを感じました。

そして次々と飛び込んでくる東北地方を襲う津波の映像。

東日本大震災で津波の恐ろしさを再認識した人は多いのではないでしょうか。

地震大国日本に住む私たちは地震を避けて通ることはできません。

故にこの津波の恐ろしさも決して忘れてはなりません。




東日本大震災の記録〜3.11宮城〜 [DVD]東日本大震災の記録〜3.11宮城〜 [DVD]
(2011/11/11)
TBC東北放送

商品詳細を見る
スポンサーサイト

活断層

今回は活断層について学びます。

その前に前回の復習です。前回は海溝型の地震について学びました。

そのメカニズムは…海側のプレートが陸側のプレートの下に沈みこんでいきプレート境界面のひずみが限界に達したとき陸側のプレートがはじけ、地震が発生するというものでした。

『断層』は陸側のプレートがはじける前、陸側のプレートに強い力が加わっているときに作られます。

強い力により陸側のプレート内部にずれが生じるのです。

このずれ(断層)ができる時に地震が発します。

では活断層とは何でしょう。

断層が新しくできる時は勿論、一度地震を起こした断層が再びずれて地震を起こす場合もあります。

活断層はこれまでに地震を起こした断層で、これからも地震を引き起こす可能性がある断層のことを言います。

地震とは地中で断層がずれた時に発生した揺れで、最初に断層がずれたところを震源と言います。

断層は地中にとどまっているものもあれば、地上に現れるものもあります。

この地上に現れた断層を地表地震断層と言います。

福島県いわき市にある建徳寺で地表地震断層を見ることができます。

2011年4月11日に発生した地震で、高さ70cm、長さ7kmもの大地のずれが生じました。

現在、日本列島やその周辺の海域は活断層だらけ! 2000もあると言われています。

こんなに危険な場所にも関わらず、活断層の上に建物を建ててはいけないという法律もありません。

アメリカ合衆国カリフォルニア州には「活断層による地震の災害を防ぐための法律=活断層法」があるのに!

そんな中、日本で初めて活断層に配慮した取り組みを行ったのが神奈川県横須賀市です。

活断層の両側25mには建築物を建てず公園や緑地、駐車場にするという建築制限を設けました。

勿論25m離れれば完全に安全だというわけではありません。

因みにカリフォルニア州の「活断層法」では「人間が居住する建築物を建てようとするときあらかじめ地質調査し、活断層があった場合、活断層の両側115mには建築制限を設ける」と言っています。




◆コーヒーブレイク◆

日本にこんなにたくさん活断層があるなんて!

こりゃ地震も多いはずだ。

私が住む町にはどうやら活断層はないようだけど・・・

もし活断層の上に家が建っていたらとても心配ですよね。

建徳寺の被害写真を見ると尋常ではない。

日本に住むからには地震とうまく付き合っていくしかないな。




[最新版] 活火山 活断層 赤色立体地図でみる 日本の凸凹[最新版] 活火山 活断層 赤色立体地図でみる 日本の凸凹
(2011/08/25)
千葉 達朗

商品詳細を見る

南海トラフ

本日は南海トラフについて勉強しましょう。ところでトラフって何でしょ?

トラフとは海溝よりも浅い溝で、海溝とほぼ同じ構造のものです。

ということは海溝型の地震を引き起こす場所でもあります。

その代表が南海トラフで、東海地方から四国にかけて全長約700km、水深約4000mの溝状の地形を形成しています。

南海トラフでは海側のフィリピン海プレートが陸側のユーラシアプレートの下に沈み込んでいっています。

過去の南海トラフで発生した巨大地震を見てみると…

1498年9月
1605年2月
1707年10月
1854年12月23日
1854年12月24日
1944年12月
1946年12月

同じ震源域で発生する巨大地震には地震サイクル(周期)があります。

南海トラフではおよそ110年の周期で巨大地震が発生していると考えられています。

また、南海トラフは構造によりAからEまで5つのセグメント(部分)に分けられています。

一番西の高知沖のセグメントがA、一番東の駿河湾のセグメントがEです。

海溝型の巨大地震は常にこれら全てのセグメントで同時に起こるのではなく、セグメントの組み合わせで発生することがあります。

過去の地震がどのセグメントで発生したか見てみると…

1498年     C、D、E
1605年 A、B、C、D
1707年 A、B、C、D、E
1854年     C、D、E
1854年 A、B
1944年     C、D
1946年 A、B

セグメントEを見てみると、1854年以来ずーっと地震が起きていません。

110年という南海トラフの地震サイクルを考えると、セグメントEで次に地震が発生するのは1964年頃。

もうとっくに起きていてもおかしくありません。

まだ起きていないということはセグメントEではいつ巨大地震が発生してもおかしくないということです。

かといって、セグメントEだけが危険なわけではありません。

EからA、B、C、Dへ、またはA、B、C、DからEへ連動する可能性も十分あります。

1946年12月の巨大地震(昭和南海地震)の時には高知市の一部が水没しました。

陸側のプレートが跳ね上がったため地面が沈んでしまったのです。

このように海溝型の地震では海溝から少し離れた陸側の大地が大きく沈んでしまうことがあります。

地震の被害というのは建物の倒壊、火事、津波だけではないのですね。




◆コーヒーブレイク◆

災害時のために何を揃えておこう?

まずはやっぱり食べるものかな。

できるだけ美味しいものがいいですよね。

長期保存可能(でカロリーも補給でき、美味しいものといえば「ようかん」

災害時まで待ってられない!




井村屋 えいようかん 5本井村屋 えいようかん 5本
()
井村屋

商品詳細を見る

内陸型地震

地震には前回紹介した「海溝型の地震」の他に「内陸型の地震」があります。

海溝から少し離れた陸の内側で発生する地震です。

1995年1月17日の阪神淡路大震災を引き起こした兵庫県南部地震がその1つです。

このように内陸型の地震でも巨大になることがあります。

内陸型の地震が発生する仕組みを説明すると…

海溝型地震では海側のプレートが陸側のプレートの下に沈み込む時、2つのプレートの境界部分にひすみがたまっていくと説明しました。

内陸型の地震では海側のプレートが陸側のプレートの下に沈み込む時、陸側のプレートの内部にひずみがたまっていきます。

やがてそのひずみが限界に達した時、断層ができて地震が発生します。

断層の規模や広がりが大きければ大きいほど大きな地震になります。

阪神淡路大震災は戦後の地震災害としては東日本大震災に次ぐ規模でした。

関西、東北、そして次はどこで起きるか?

正しい知識をもって十分に備えておきましょう。




◆コーヒーブレイク◆

災害時、停電、断水等で困ることはたくさんありますが最も困るのはトイレではないでしょうか。

水が使えない状況でも使えるトイレ。

これは一家にひとつ備えておくべきでしょう。

トイレが故障した時、キャンプやドライブにも役立つこと間違いなしだと思います。

備えあれば憂い無し。




サッと固まる非常用トイレ袋(30回分) 災害での断水時でもトイレが使える!サッと固まる非常用トイレ袋(30回分) 災害での断水時でもトイレが使える!
()
ブレイン(BRAIN)

商品詳細を見る

海溝型地震

今更言うまでもありませんが、日本は地震大国。

体に感じない地震を含めると1年に10万回以上。

1日平均300回以上もの地震が発生していると言われています。

日本に住む私たちは地震を避けて生きていくことはできません。

いざという時のために地震についての正しい知識を身につけておきましょう。

今回は地震がどのようにして発生するのか勉強します。

まだ記憶に新しい2011年3月11日の東日本大震災は東北地方太平洋沖地震が引き起こしたものです。

マグニチュードは何と9.0!

日本海溝で発生した海溝型の巨大地震でした。

日本海溝について説明すると…

日本海溝は北アメリカプレートと太平洋プレートの2つのプレートによって作られています。

日本列島の東半分が乗っている陸側の北アメリカプレートの下に海側の太平洋プレートが沈み込んでいます。

その沈み込んでいるところが日本海溝です。

北海道南沖から房総沖まで全長約800km、最深部は8000m以上にも達します。

海溝で地震が発生する仕組みについて説明すると…

海側の太平洋プレートは年に数cm沈み込んでいます。

それに巻き込まれて陸側の北アメリカプレートも一緒に沈み込んでいます。

故に2つのプレートが接している境界部分にはどんどん「ひずみ」がたまっていきます。

やがてそれが限界に達した時、プレートの境界部分が壊れて押し込められていた陸側のプレートがビョーンと跳ねて戻ります。

このときに地震が発生するのです。

これが海溝型の地震発生のしくみです。

海溝型の地震はこのようにプレートとプレートが直接作用し巨大になる傾向があります。

それにしても日本ってとても厄介な位置にありますねー。




◆ コーヒーブレイク◆

東日本大震災の時は、本当に怖かった。

その後の計画停電も大変だった。

やはり「備え有れば憂い無し」

防災グッズを揃えておけば一安心です。

機能盛りだくさんのライトなども出ています。

電池は勿論、ソーラーや手動でも充電可能なラジオ付きライト。

何と携帯電話にも充電できるんです。これは役立つ!




【災害対策】手動充電可能ラジオライトエマージェンシーライト【携帯充電】【災害対策】手動充電可能ラジオライトエマージェンシーライト【携帯充電】
()
災害用携帯充電ライトNEW

商品詳細を見る

マグニチュードと震度

地震波を発生させる源は? そう、断層です。

地震の時にずれ動いた断層を囲む範囲のことを「震源域」といいます。

地震の揺れはこの「震源域」が起こしています。

ところで地震のニュースでよく耳にする「マグニチュード」と「震度」、違いは一体何でしょう。

説明しましょう。

「マグニチュード」は「地震の規模」を表します。

地震が持っているエネルギーの大きさでどこにいても値は変わりません。

一方、「震度」は地震による「揺れの大きさ」を表します。

故に場所によって値は変わってきます。

この地震の揺れは震源域から波(地震波)によって伝わってきます。

地震波には「P波」と「S波」がありましたよね。

P波は最初に伝わってくる縦波(伝わる方向に振動)です。

S波は遅れて伝わる横波(伝わる方向に垂直に振動)です。

そしてこの地震波はエネルギーを持っています。いわゆる大地を揺らすエネルギーのことです。

地震波のエネルギーはマグニチュードが1つ大きくなると32倍に増えていきます。

「2」のときには32倍、「3」のときには32×32倍、「4」のときには32×32×32倍、…

マグニチュード「7」だとマグニチュード「1」の10億倍ものエネルギーになります。

すごいエネルギーの差なんですねー。




◆コーヒーブレイク◆

地震で怖いのはまずは家具の転倒でしょうか。

大きな家具がもし自分に向かって倒れてきたら・・・きっと大怪我しちゃうでしょう。

備え有れば憂い無し。

家具転倒防止伸縮棒でしっかり対策をしておきましょう。

簡単かつ安価にできる対応はやっちゃいましょ。




アイリスオーヤマ 家具転倒防止伸縮棒 M 高さ40-60cm ホワイト KTB-40アイリスオーヤマ 家具転倒防止伸縮棒 M 高さ40-60cm ホワイト KTB-40
(2004/11/11)
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

商品詳細を見る

地震の断層

日本は地震大国とよく言われますが、本当に地震が多いですよねー。

急にくるので怖くて怖くて…せめて予知できるといいのですが…

でもそもそも地震ってどうして起きるのでしょう? どうしてあんなに揺れるのでしょうか?

正しい知識を持っていれば少しは怖くなくなるかもしれません。

今回はそんな地震の勉強です。

まずは「断層」って知っていますか? 

テレビのニュースなどで一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

断層とは地層や岩石に力が加わりずれたものです。

この断層をつくる運動を「断層運動」と言い、これが地震の正体なのです。

では断層運動はどうして起きるのでしょうか。

そう、プレートの運動です。大地はプレートの運動によって常に押されているからです。

以前学んだプレート境界の種類によってできる断層の種類も異なります。

「離れていく境界」では「正断層」、「ぶつかり合う境界」では「逆断層」、「すれ違う境界」では、「横ずれ断層」ができます。

日本列島とその周辺を見てみると・・・

北アメリカプレート、太平洋プレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレートの4枚のプレートの上にあることがwかります。

中でも日本列島は北アメリカプレートと太平洋プレートがぶつかり合う境界(海溝やトラフの周り)の影響を大きく受けています。

これが大きな地震を引き起こしているのです。

国土地理院では日本列島がどのように力を受けて移動しているか調べています。

そのデータにより東北地方太平洋沖地震の前後で日本列島の動きが変わったことが分かっています。

地震前は海側のプレートに陸側のプレートが押されて日本列島全体が大陸側に移動していました。

ところが地震後はそれまでとは逆に日本列島全体が太平洋側に移動するようになりました。

これは海側のプレートに押されていた陸側のプレートが地震によって海側にずれ動いたからだと考えられます。

日本列島に相当大きな力が働いたことが分かります。

あんな地震はできればもう二度ときてほしくないものです。




◆コーヒーブレイク◆

地震について勉強するにはやはり何かモデルがあると分かりやすい!

ということで見つけたのがこれ。

地震のメカニズムキット!

「百聞は一見にしかず」です。

地震の発生原理がよく分かります。




【科学工作】地学 うごめく地球! 地震のメカニズムキット【科学工作】地学 うごめく地球! 地震のメカニズムキット
(2013/08/10)
アーテック

商品詳細を見る

プレート境界 すれ違う境界

アメリカ西海岸に何と全長約1300kmにも及ぶ長い断層があります。

これがサン・アンドレアス断層です。

空から見た写真は圧巻です。

この断層は2つのプレートが互いにすれ違う境界でトランスフォーム断層ともいいます。

トランスフォーム断層は陸上でも海底でも見られます。

このようにプレート境界は壮大な景色を見せてくれますが、地震を引き起こす原因にもなっています。

備えあれば憂いなし。

地学を勉強して地球で生き抜く力を備えよう。




◆コーヒーブレイク◆

私たちは動くプレートにのって暮らしている。

みんなで大きなスケボーにのっているようなものだ。

スケボーにのっているからには事故にも遭うだろう。

何せ十数台のスケボーが別々の方向に動いているんだから。

ヘルメットやプロテクターなどの備えがあった方がいいに違いない。

備えよう。




【災害対策】手動充電可能ラジオライトエマージェンシーライト【携帯充電】【災害対策】手動充電可能ラジオライトエマージェンシーライト【携帯充電】
()
災害用携帯充電ライトNEW

商品詳細を見る
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。